特開2001-275588

【発明の名称】容器入り調理用加工米

【課題】雑炊やお茶漬け、リゾット風等の調味液と共に米を加熱して食する調理米飯類を提供するにあたって、短時間の電子レンジ加熱で、例えば1食分(加工米100g、調味液100g)を電子レンジ1300Wの場合45秒程度の加熱で食することができ、そして時間が経過しても花が咲かず、米粒の粒残りが良く、食感が軟らかくなり過ぎず、調味液に米の澱粉が流出しにくく、調味液が濁らず糊っぽくならない調理用加工米を提供する。

【解決手段】調理用加工米であって、実質的に米糠を含まず、水分54~60%、澱粉のα化度86%以上、一辺が8mmの網目を通過しない米粒の団塊が50%以下である容器入り調理用加工米。

・・・本発明の調理用加工米とは、調味液と共に加熱して食する調理米飯類用の加工米をいう。ここでいう調理米飯類とは、電子レンジ加熱、鍋による直火での加熱、お湯を注いで温める等の簡易の加熱で食することができる雑炊、お茶漬け、五目御飯、炊き込み御飯、リゾット、クッパ、ピラフ、パエリア、ドリア、チャーハン、ライスサラダ等の米類を調味して食する料理に相当するものをいう。